<ちょっとつぶやく 今>No.137

今、今、今、・・・・・・、今、が続くと、
最初の「今」からは「未来」になっています。
「時間」って何だろう…、と考えたとき不思議な気持ちになります。
あるとき、「物質」があるから「時間」が存在するんだ!
という漠然とした答えを得ました。

神仏たち(高次元エネルギー体)は、エネルギー体として1つ1つの存在です。
例えば、神仏が北極星の近くから、地球に来るまでは、数秒はかかるそうです。
神仏は、微細な波動のボディがあるからです。
しかし、しっかりした肉体を持つ私たち人間が、
現在の北極星(こぐま座のポラリス)まで行くとなると、
431光年(光の速さで431年)はかかることになります。

物理学上では、「光」が一番「速い」ものとされていますが、
実は一番早いものは、私たちの「思考」や「想念」です。
何かを考える速度、何かを想う速度が一番早いのです。
先のブログにも触れましたが、
「Newton」(2010年2月号)に、
宇宙には、物質が4%、ダークマター(目に見えない物質)23%、
「無」の空間74%、から成っているとあり、
「無」の空間に、素粒子という「有」が生まれているとあります。
実は、宇宙の「無」の空間は素粒子が湧きたつ「有」の世界であり、
これが「玄気」と呼ばれる世界で、神仏が存在するそこに、
エネルギー体となった私たちの「願い」や「祈り」が届きます。

今日は、J.C.ガブリエルさんの緊急東京講演があります。
http://hopebook.jp/

私は参加の予定です。
旧名、エハン・ディラヴィさんが本名のジョン・クレッグさんに戻ったとき、
「The Last Word Echan Deravy」という題名で講演をされました。
J.C.ガブリエルさんのJ.C.は、
本名のジョン・クレッグ(John Craig)さんになります。
http://www.echan.jp/
http://www.echan.jp/2012-front.html

ドキュメント映画「Earth Pilgrims」を取り終えた後のこの講演の内容は、
非常にスピリチュアルで哲学的な内容でした。
「The Last Word Echan Deravy」で、
今、今、今、・・・・・・、を生きていると、「未来」になっている…
ジョンさんも同じことをこの講演で説いています。
この講演の後からJ.C.ガブリエルさんはカナダに渡ってらしたので、
今日は、彼の久しぶりの講演になり、今から楽しみです。

彼の講演に行く前に、「今」という「時間」をもう一度考えてみます。
前述のブログで、
「行動」は、今出来ることを、
「思考」は、100年、1000年の未来を視据えて…
と書きました。

人によると思いますが、
スケジュールはどのくらい先まで入りますか?
または、入れますか?

人によっては、1週間先くらい、1ヶ月くらい先まで、
数か月先、1年先と、さまざまでしょう。
また企業などでは、数年計画、10年計画、数10年計画、など立てると思います。
個人では、住宅ローンは30年以上が普通ですから、
その時点で未来の予定を入れていることになります。

地球には重力があります。
重力があるから肉体を保っているとも言えますが、
肉体があるから「時間」が存在します。
「時間」がある以上、この世界で生活していくのに、
ある程度の目安の「未来」の予定を立てざる負えません。
しかし、「明日のことは解らない」のです。
明日のことは全て解らないけど、ある程度予想することは、出来ます。

物理学的に考えてみます。
ちょうど、「Newton」(2011年4月号)に解りやすい例がありました。
テニスボールが飛んできたとき、何処に落ちるか予測して打ち返せます。
これは、飛んできたボールの未来、つまりボールがたどる運命は、
物理法則にしたがってあらかじめ決まっているといえます。

海王星は、計算によって発見されました。
https://nakagawaayuki.com/?page_id=70
(オリジナルHP本文の海王星を参照してください)
「未来が決まっている」からこそ、海王星は発見された、
と「Newton」(2011年4月号)には決定論的な例として載っていました。

しかし、天気予報は外れることもあるし、
サイコロの目は何がでるか振ってみないと普通はわかりません。
電子を投げたとしても、受け取る地点は計算できません。
「Newton」(2011年4月号)には、
決定論的な世界観と、非決定論な世界観が載っています。
面白いなと、思いましたが、
物理学では触れてない(触れられない)要素を忘れています。

それは、
すべて肉体(ボディ、容器)を持つ者(物)には「意志」がある、
ということです。

私が過去のブログで説いてきたことです。
無機質なものも、すべて意志を持っているのです。
意志を持つものには、選択権があります。
(無機質なものは、その存在価値も意志になります)
だから、未来は全て決まっていない(計算できない)のです。

J.C.ガブリエルさんは「The Last Word Echan Deravy」の中で、
「未来は決まっていないんだよ」と繰り返しました。
今、今、今、・・・・・・、を生きていると、「未来」になっている…
でも、肉体がある以上、時間が発生します。
私たちは、自分の肉体を維持しないとならないのです。
そのために、ちょっと先の未来を予測して、先手を打つことも出来ます。
普段、私がしている仕事です。

さあ、ここが実は、難しい…

私の、我(ワレ)の、本体は、
胸のアナハタチャクラあたりの直霊(なおひ)に在ります。
この内なる神は、転生し何度も生まれ変わっていますが、
今のわたし意識は、今世だけです。
あなたにも、いくつかの前世があり、
ETソウルなら他の星での前世もありますが、
今のあなたは、今だけなのです。
そして、今を維持する肉体が必要なのです。

肉体を離れてしまった(亡くなられた)場合、
暫くは、今の名前、今の思いを引きずりますが(49日)、
やがては、いくべき霊界に旅立ち、本体のみの状態になります。
しかし、生きた証は、アカシックレコードに刻まれ、
次なる転生のときにDNAに継承されていきます。
已む負えずして、肉体を離れた場合は、別として、
そうでない場合は、「生きていく」道理があるのです。

今、今、今、・・・・・・、を生きていると、「未来」になっている…
今、しか考えていなかったら、肉体は維持できないでしょう。
だから、今、しか考えなかったら、
ある意味、即身成仏のように悟れるかもしれません。
今、を生きる、コツは、あんまり先の予定を立てないことです。
そして、あんまり先の未来を憂いないことです。
しかし、意志を持った星「地球」に住んでいる以上、
いつ何が起こるか解らないので危機管理も必要になるのです。
生きていくことは、「生」を受けた私たち人間の道理だからです。

ブログ<風の谷のナウシカ に思う>2011.1.29
https://nakagawaayuki.com/?p=1039
の最後に書きましたが、

「生きねば」

宮崎さんが放った漫画版「風の谷のナウシカ」の最後の1コマの言霊です。

今日の講演で、日本を応援しに、カナダからやってきてくれた
J.C.ガブリエルさんは、どんな内容をお話くださるのでしょう。
今、を生きながら、未来は決まっていないけど、
予測をしつつ、行動する。
シンプルであり、妙であり、…
J.C.ガブリエルさんのことはまた書きたいと思います。