盧舎那仏さまから充分に「陽」の氣をいただきました私たちは、虚空蔵菩薩(アカシャギャルバ)さまのご開運をお祈りいたしました。
(<都久夫須麻神社へ>No.333<東大寺 盧舎那仏さま>NO334 続き)
大日如来さまご真言
オン アボキャ ヴェイロシャノウ マカボダラ マニハンドマ ジンバラ ハラヴァリタヤ ウン
虚空蔵菩薩さまご真言
ナウボウ アカシャギャラバヤ オン アリキャ マリボリ ソワカ
大日如来さまのご真言の中にお名前「ヴァイローチャナ」と思われる「ヴェイロシャノウ」が入っています。
虚空蔵菩薩さまのご真言の中にもお名前「アカシャギャルバ」と思われる「アカシャギャラバヤ」が入っています。
日本には古神道があって神さまたちは日本の土地にたくさんおられて比較的お元気でいらっしゃいましたが、仏尊さまたちはそのお役割から世界中で大変な思いをされて人類を見守ってこられたことでしょう。
仏尊さまたちは日本名とサンスクリット名をお持ちです。
神さまたちは日本名だけではなくシュメールのお名前や、さらにいくつも(時代や文化を経て50〜70)のお名前をお持ちのようです。
「アカシャギャルバ」と聞いてピンと来る方もいらっしゃると思いますが、その名が示すとおり「アカシックレコード」を管理されている仏尊さまがアカシャギャルバさま、日本名で虚空蔵菩薩さまです。
私が初めてアカシックレコードという言葉を知ったのは1970年代でした。
それから2000年を過ぎたころからスピリチュアルブームになって「アカシックレコード」は宇宙の記録庫として注目を浴びてきました。
OSがバージョンアップし書き換えられるように、アカシックの管理システムもバージョンアップして、そこにある個人個人の記録の書き換えが行われるそんな時代に私たちは生きているのです。
私たち一人一人の思考や意識、感情と念、そして行動と行い、それらが全て宇宙を動かす一部であって記録されているのです。
慈愛を持ってそこを管理されているのが虚空蔵菩薩さまです。
「〇〇からメッセージを受け取りました」
チャネリングやリーディングされるヒーラーやセラピスト、占い師や霊能者の方はその人のルーツの神仏から受け取られている場合がほとんどです。
(自分のルーツでない存在が力を貸してくれている場合もありますが、そのような場合は無理が来ます)
しかし、虚空蔵菩薩さまは「運命」そのものを管理されているトップの存在ですので直接通じることが出来て、チャネリングやリーディングされる方は最も重要なそして抽象的で、人間の選択権の多いメッセージを受け取られることでしょう。
基本的に神仏は人間に「〇〇しなさい」と強制的なことは言いません。
ましてや「〇〇しないと〇〇になる」と脅かしたりしません。
そのようなメッセージは高次の神仏ではないのです。
ただカウンセリングの場合、受け取った人間の現実的な主観が入ります。
重要だけど抽象的なメッセージをいかに現実に落としてアドバイスを出来るかなのです。
私はゲリー・ボーネル氏の「アカシックカード」を特別なときに使用します。
写真をご覧になっていただくと解ると思いますが、西洋と東洋のシンボルの美しいカードでアカシャギャルバさまの存在を理解していたイラストレーターであり霊能者であるゲリーさんが自らデザインしたものです。
同じくゲリーさんの前方後円墳のような形(バチカンの形もそうですね)のポスターは33段の上に幾何学の曼荼羅が描かれています。
中心の陰陽太極図は高次の存在の「直霊」(なをひ)のようで、曼荼羅そのものが虚空蔵菩薩さまであるようです。
カードの説明は大変に抽象的で、受け取った人間の意識次第でより深くより広く情報を感知できるようになっています。
私はこのカードを使用するときに、アカシャギャルバさまの御力と後押しをいただいていると日々感じておりましたので、東大寺の虚空蔵菩薩さまにはしっかりとお礼をさせていただきました。