どんな人でも、人生には山場があって乗り越えないとならないことがあります。
比較的穏やかな日常を生きているようにみえても、その人ならではの葛藤を味わって来ているはずなのです。
多くの偉人たちも40才からが本当の自分の人生であると唱えています。
西洋占星術では、太陽の年齢域から火星の年齢域に変わる40才前後、早い人で35才、遅い人でも43才くらいから、前世先祖の影響のない人生になっていきます。
それはしないとならない「カルマ」も減るけど前世先祖の貯金である「徳」もなくなるので自分の力だけの人生になるのです。
年齢を重ねてたくさんの葛藤を超えていく経験があるからこそ人の痛みもより深く解るようになります。
しかし、そこを超えるのはその人自身なので、手助けや後押しは出来るけど、その人が避けては通れないことを解っていないと巻き込まれていきます。
問題を回避することに焦点が行き過ぎると間違った選択をしがちになるのです。
間違っているというのは、本来の自分自身が望んでいない、または天地自然の道理から外れていくということです。
回避することにとらわれないで、きちんと向き合い、ときにはやりあう覚悟も必要な山場も人生にはあるのです。