<鎌倉へ(1)建長寺>No.343

2016年10月28日、天秤座入りした木星に月が通過していきます。

また蠍座入りした太陽は水星と共にいて海王星と120度です。

天秤座の木星と月は、カミサマに通じやすいイメージで、蠍座の太陽と水星が霊的な海王星に120度の大吉角度は仏尊さまに通じやすいイメージです。

かねてからこの日に鎌倉を訪れようと友人たちと決めていたのですが、しとしと雨になりました。

まずは北鎌倉の建長寺を訪れました。

建長寺は、臨済宗建長寺派大本山で、今から約760年前に建てられた我が国最古の禅寺です。

私たちの家にはそれぞれお先祖代々の宗派があります。

(神道だけのお家もありますが)

真言宗、天台宗、浄土宗、浄土真宗、臨済宗、曹洞宗、時宗、日蓮宗、などでお護りいただいているご本尊さまも宗派によって違います。

臨済宗のお寺は、釈迦如来さまをはじめ、文殊菩薩さま、地蔵菩薩さま、観世音菩薩さまが代表的ですが、建長寺のご本尊さまは地蔵菩薩さまでした。

地蔵菩薩さまのサンスクリット名はクシティガルバさまです。

太陽の大神さまの「陽」のお名前が天照大御神さま、「陰」のお名前が大日如来さまですが、地球の大神さまの「陽」のお名前が国常立大神さま、「陰」のお名前が地蔵大菩薩さまになります。

密教の教えによると、如来さま、菩薩さま、明王さまの順に下層まで降りていって衆生をお救いくださいます。

如来さまは天から光を照らしてくださいますが、菩薩さまは下まで降りて救ってくださいます。しかしもっと下の地獄の奥底までは菩薩さまでも降り行くことが出来なくて明王さまが降りて行かれます。

明王さまは地獄の中で踏ん張らないとならないので、ちょっと恐いお顔をしたイメージなっているのでしょう。

大日如来さまの化身は不動明王さまです。

如来さまのままでは下層にいけないので明王のお姿に変わられるのです。

しかし地獄まで降りていける唯一の菩薩さまが地蔵菩薩さまなのです。

それは地蔵菩薩さまが「地球」を代表する「陰」のお働きの仏尊さまでもあるからなのです。

オン カカカ ビサンマエイ ソワカ

4年前に京都の千本釈迦堂大報恩寺を訪れたときに六観音さまを拝みました。

六観音さまとは、六道輪廻(ろくどうりんね、あらゆる生命は
六種の世界に生まれ変わりを繰り返すとする)
の思想に基づき、六種の観音が六道に迷う衆生を救うという考えから生まれたものです。

地獄道は聖観音さま、餓鬼道は千手観音さま、畜生道は馬頭観音さま、修羅道は十一面観音さま、人道は准胝観音さま、天道は如意輪観音さま、という組み合わせになっていますが、お地蔵さまも六体に分かれたお姿をよく見かけます。実は地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人道、天道の順にお救い下さっているのです。

観世音菩薩さまも菩薩さまでありながら真言系の教えの中では下層にまで降りて行かれる仏尊さまですが地蔵菩薩さまはもっともっと深く降りていかれるのではないかと思われます。

これからの新しい「地球」へ向かって、ガンダムのように六地蔵が合体し、より一層強くなられた地蔵大菩薩(大マハークシティガルバさま)が地球に生きる全ての生きとし生けるものに「大慈悲」「大慈愛」をお与えくださってお救いくださるのしょう。

お地蔵さまのお姿は笠をかぶって平凡な風貌ですので、まさか「地球」代表の仏尊さまとはなかなか気がつかないので身代わり地蔵と称して、お地蔵さまに自分の「厄」を変わっていただくという風習があります。

それは大変に申し訳ないことだと私は思うのです。

そのようなパワースポットにはいかないように、そして地蔵大菩薩さまの益々のご開運をお祈りすることをお勧めしたいです。

鎌倉へ(2)につづく・・・

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