<京都奈良旅の記録(5) 法隆寺と中宮寺>No.361

京都奈良の旅、2日目の最終は、法隆寺と中宮寺です。

法隆寺と中宮寺は隣接していますので歩いて移動できます。

天気予報ではずっと雨のはずでしたが、福智院と石上神宮ではそんなに降っていませんでした。

法隆寺につくとシトシトと降ってきました。

法隆寺の夢殿には「救世観世音菩薩さま」がいます。

年に2回、春と秋に1ヶ月くらいずつご開帳期間があります。

中宮寺には「如意輪観音菩薩さま」がいます。

どちらも観世音菩薩さまです。

観世音菩薩さまは、聖観音菩薩さまが一番シンプルな観音様の最初のお姿(お働き)で、千手観世音菩薩さま、十一面観世音菩薩さま、そして十一面千手千眼観世音菩薩さま、へと働きが増し、進化していきます。

また観世音菩薩さまと地蔵菩薩さまは、天道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、修羅道、の六道に通じ、衆生をお救いくださります。

地蔵菩薩さまの方がより深く降りてゆかれ、それぞれの働きによってお名前も違います。

天道・・・如意輪観世音菩薩

人間道・・准胝観音菩薩、不空羂索観世音菩薩

修羅道・・十一面観世音菩薩

畜生道・・馬頭観世音菩薩

餓鬼道・・千手観世音菩薩

地獄道・・聖観世音菩薩

天道・・・大堅固地蔵大菩薩

人間道・・大清浄地蔵大菩薩

修羅道・・清浄無垢地蔵大菩薩

畜生道・・大光明地蔵大菩薩

餓鬼道・・大徳清浄地蔵大菩薩

地獄道・・大定智悲地蔵大菩薩

魔界・・・魔界をも救済する地蔵大菩薩

<京都奈良旅の記録(3)福智院>のところで書きましたように、現在、天の岩戸開きの最中でミロクさまたちがたくさん飛来していますが、もともと昔から地球に来られていたミロクさまたちも目覚めています。

夢殿の救世観世音菩薩さまのお名前は特別で「世界を救う」になります。

救世観世音菩薩さまはミロクさまで、さまざまに変化した観世音菩薩さまたちもミロクの働きをされているのです。

地蔵菩薩さまは「地球」なので特別ですが、その他の仏尊さまたちはもともと宇宙存在ですので、ミロクの働きをされていることが想定できるのです。

御開帳期間に救世観世音菩薩さまにご開運を申し上げるのは今回で2度目です。

雨のおかげで、中が暗いので夢殿の中に電気が灯りました。

晴れた日に参拝するより、しっかりと救世観世音菩薩さまのお顔を拝むことが出来ました。

夢殿のてっぺんのモチーフは「星」と思われます。

私は「ベガ星」だと思っていますが北極星だと思われます。

(ベガ星は紀元前11500年は北極星で、西暦13000年ころまた北極星になります。)

仏尊さまたちが宇宙存在であることの証の1つです。

20170417夢殿星

続いて雨の中、中宮寺に移動しました。

昨日の西本願寺のように人がなにやらたくさんいます。

入れそうもないくらいにひしめき合っています。

こんなことは初めてでしたが、うろうろしていると、受付の方が「早く早く~」と手招いています。

拝殿に上がると法隆寺の御坊さまが自ら、特別な檀家さんたちを案内していました。

なんと、如意輪観音菩薩像の周り360度を拝観しています。

受付の人が気を利かしてくれて私たちを便乗させてくれたのです。

如意輪観音菩薩さまの横からのお姿、後ろ姿、を初めて拝むことが出来ました。

そして真ん前からは座ってしっかりとご開運を祈らせていただきました。

その後、中宮寺のお土産やさんで店員さんと雑談になって、数年に一度?くらい、如意輪観音菩薩さまの周りを拝観できることがあるそうですが、滅多にない大変ラッキーなことであったと教えてくれました。

和三盆が大変に美味しいということで甘いものは苦手な私も買って帰りました。

上品な甘さでブラックコーヒーに合わせていただきました。

<京都奈良旅の記録(6)>につづく・・・

20170417中宮寺1