<京都奈良旅の記録(7) 大神神社>No.363

長谷寺に向かう途中、びっくりするような巨大な鳥居がありました。

調べてみると大神神社(おおみわじんじゃ)の鳥居のようです。

予定にはなかったのですが旅の最後にお参りさせていただくことにしました。

長谷寺には十一面観世音菩薩さまを始め地蔵菩薩さまもいらっしゃいました。

旅の最後の日に、「陰」の存在たちの仏閣を後にして「陽」のご存在が住まう神社、大神神社に向かいました。

「陰陽調和」を心がけてご開運を祈ります。

20170430三輪明神大神神社

以下は「<ムーとユダヤ>そして<シリウス・プレアデス・オリオン>の宇宙神々の系譜」ヒカルランド山田雅晴氏著からです。

古神道には「顕の神々」「幽の神々」という分け方があります。

「顕の神々」とは神社のご祭神として登場する神話の神々です。

日頃神社ではこの「顕の神々」に祈願しています。

「幽の神々」とは、”秘められた、隠れた”という意味で「幽の神々」とは何らかの理由で表舞台には登場していませんが神社や聖地に秘め隠れている偉大な神々です。

古神道では「幽の神々」のことを「隠れ神」といいます。

それらの「幽の神々」は神社・聖地の元神や埋没神であることも多かったのです。また多様な星の神々、人類と日本民族の守護神である宮中ご八神、ユダヤの神やムーの神々、古代メソポタミアのシュメールの神々、ゾロアスター教の神でした。

神社・聖地には隠れ仏もおられ日本の開運にとても重要な神仏です。

神道では「天津神・国津神」という区分がありますが、「宇宙からの飛来神霊」と「地球土着の神霊」に分けた方が良いと考えています。

<京都奈良旅の記録(4) 石上神宮>のところにも書きましたように、地球には古き神と新しき神がいます。

飛来神と土着神に分けると、必ずしも飛来神が新しき神にはならないのです。

飛来神も土着の地球神とともに古き神さまがいるからです。

また出雲系と天孫系という分け方は簡単にはできないようです。

古き飛来神の代表が天照国照彦櫛玉饒速日大神(あまてるくにてるひこにぎはやひのおおかみ)さまです。

一方土着地球神の代表には国常立大神さまの分身である大国主大神さまがいます。

新しき神の代表は天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)さまで、太陽神霊の天照大御神(あまてらすおおみかみ)さまとは別の神さまのようです。

大神神社は、日本最古の神社であるということで正式名は「三輪明神 大神神社」です。

御由緒によると、神代にオオナムチノ命(大国主神)が自らの幸魂(さきみたま)・奇魂(くしみたま)を三輪山に鎮めヤマトオオモノヌシクシミカタマノ命の御名をもって祭ったのが起源とされています。

本殿はなく拝殿の奥にある三ツ鳥居を通してご神体である三輪山を拝むという原初の形態を残しています。

山田雅晴氏の著書によると隠れ神として国常立大神さまがいます。

帰りの日でしたので、大神神社から徒歩30分のところにある摂社の桧原神社までは行けなかったのですが、桧原神社の御祭神は天照大神さまになっています。

隠れ神として天照国照彦櫛玉饒速日大神さまがいるようです。

御朱印帳を暫くは集めていたのですが2年前からは止めてしまっていました。

しかし日本最古の神社であるということで御朱印帳は持参していませんでしたがとても気持ちよく書いていただきました。

20170430大神神社御由緒2