<「空亡」のとき・・・No.373>
現在、私たちが知りうる真理においては、
時間が先か、空間が先か、「時間」が先です。
鶏が先か、卵が先か、「鶏」が先です。
だとしたら、現在の私たちの宇宙はビッグバンから始まったのではなく、
古い宇宙から生まれたと考える方が自然です。
マルチバース理論では、まだまだ探っていけそうです。
西洋占星学では、
「時間」は12のサイン(星座宮)で表され、
「空間」は10の天体(太陽と月と7惑星と冥王星)で表されます。
東洋運命学では、
「時間」は12の干支(えと:子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)で表され、
「空間」は10の干支(かんし:甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)で表されます。
西洋も東洋も「時間」の方が2つ多いですね、
東洋運命学では「時間」だけあって「空間」のない状態を「空亡」と言います。
現実的なこと(空間を使うこと)には向かないとし、天冲殺と呼んだのです。
精神的なこと、神社仏閣へのお参りや物事を深く考察するには実は良い時期なのです。
精神的な要素が強い「結婚」も良いとされています。
それでも私たちは3次元の「空間」に肉体を持って生きています。
そこに居るのに、何もしないで時間だけが過ぎるとき、そんなときは「空亡」を感じてみてください。
「空間」より先に生れた「時間」の存在が遠い宇宙の起源へと繋がって本質的な「自分」を思い出させてくれると思います。
そして私たち人類も、これまで知り得た真理を超えて、シフトしていくのでしょう。