伊勢神宮は全部で125社あります。
その中で最も代表的なのが内宮と外宮です。
内宮は垂仁天皇25年、日本書紀の内宮鎮座説によると皇女倭姫命が現在の伊勢の場所に創設したようです。
外宮は雄略天皇22年、平安初期の記述によれば雄略天皇が創設したようです。(wikipedia参考)
解りやすく西暦で知りたいところですが、なんといっても日本は世界で一番古い国です。
垂仁天皇は第11代天皇、雄略天皇は第21代天皇です。
垂仁天皇の時代が3世紀~4世紀ですが内宮は2000年近く経っているという説もあるようです。
外宮は内宮より100年~200年くらい後でしょうか、いずれも日本は古墳時代です。
外宮境内には、風宮、多賀宮、土宮、があります。
私たちは下宮正宮から順番に境内社をお参りしご開運を祈らせていただきました。
お祈りするときは、自分の内在神(一霊四魂)の中心である直霊で通信します。
内在神と神社仏閣の神仏と繋がる感じです。
内在神のことを神道では一霊四魂(いちれいしこん)といい、胸の中心が直霊(なをひ)、丹田のところに和魂(にぎみたま)、直霊の前に幸魂(さきみたま)、直霊の後ろに荒魂(あらみたま)、眉間のところに(アジナチャクラの後ろ)奇魂(くしみたま)で十字のカタチになって宿しています。
キリスト教で十字を切るのは、一霊四魂のことを表していると思われます。
一霊四魂は、神さまの要素(陽)と仏尊さまの要素(陰)が対に陰陽になっています。
私たちのタマシイは、少なくても10種の高次のエネルギー(神仏)をいただいているのです。
それぞれの神仏の働きがその人のタマシイという個性と一体になって人格(神格)を作っているのです。
お祈りしているときに、そこの神さまと通じると胸の直霊が温かくなります。
また神さまは、良い香りでその存在を教えてくれる場合もあります。
10年以上前からでしょうか、あるとき胸が温かくなるだけではなく頭頂(サハスハーラチャクラ)にさらさらと気持ちの良い氣を感じるようになりました。
直霊から繋がっている直霊の大神さま(ハイヤーセルフ)を通じて神さまと通信できているようです。
これは何か見えたり聞こえたりという特別な霊的現象ではありません。
肉体という変換器を通じて神仏を感じるように人間は誰でも出来ているのです。
「通信している」と表現しましたが、これはご挨拶ができているということです。
言葉にすると神さまが「よく来ましたね、こんにちは」という感じなのです。
なにか啓示を貰っているという大げさなことではないのです。
もちろん神仏のご意向が解る霊能者もいますが私たちは普通の人なので神さまの氣を感じているだけなのです。
それでも全く解らないときもたくさんあるので肉体で感じると大変に嬉しくなります。
どこのお宮に強く感じたかは同行した友人たちそれぞれに違いました。
私は、風宮では強くさらさらとした氣を感じて、多賀宮ではもっと強く2種類の氣を感じて、土宮では少し暖かい優しい氣を感じました。
特に伊勢神宮は古く表に現れている御祭神だけではなく、隠れ神さまとして鎮座され日本や人類を守護されてきた神さまもたくさんいらっしゃるのでしょう。
外宮一体は、そびえ立つ樹木たちの氣と神さまの氣が同化しているようです。
外宮境内社を後にして外宮別宮の月夜見宮に向かいました。
もともと神さまは自然に宿られてます。
本殿の造りは樹木であるのが望ましいので、都会のコンクリートでは居づらいことでしょう。
なので必ず「ご神木」があり樹齢数百年以上なら理想です。
ご本殿とご神木の両方を行ったり来たり、もしくは両方に宿られたり(神さまは大きい)するようです。
外宮はもちろんのこと月夜見宮にも素晴らしいご神木が数多くありました。
その1本1本を神籬として神さまが宿られていてもおかしくはありません。
私たちが思っている以上に神仏はたくさんいらっしゃるのです。
「〇〇神社におわす全ての大神さまの一霊四魂の弥益々(いやますます)のご開運をお祈り申し上げます」
とお祈りすれば、名前も知らない神さまにもご開運の祈りが届きます。
さらに神さまにも一霊四魂が在ります。
神さまの神さま、原初の神さまへと連なって分子構造のようになっています。
そして宇宙の大いなる意志の元に、全てが繋がっているのです。
私たちは1つであるという表現(ワンネス)は大雑把で知識や情報が足りないイメージですが、全てが繋がっているという表現はとても広がりがあって未知への好奇心をかられてしっくりくるのです。
前述したように、私たちは、天、地、人、のカタチで宇宙と地球とにグラウンディングしています。
そして一霊四魂、産土の大神、直霊の大神、御祖の大神を通じてネットワークのように繋がっているのです。
地球古来の神さま、天祖降臨された神さま、天孫降臨された神さま、と神さまの世界は多重構造になっていますが神さまたちも宇宙の大いなる意志にみんな繋がっているのです。
<2018年伊勢への旅(3)>No.417につづく・・・