<宇宙の終わりを思う>No.431

現代科学の仮説では、宇宙の終わりは3通り考えられるそうです。

ビッククランチ

膨張宇宙がある臨界点で、今度は縮小に戻る。

そして宇宙が始まった最初の1点にまで凝縮されて終わる。

宇宙の始まりと終わりが同じになる。

残りの2つは、

宇宙の重力みたいなまとめる力のダークマターとその逆の引っ張って離す力のダークエネルギーの比率によって分かれます。

ビックリップ

ダークエネルギーの力がどんどん増していき、銀河が銀河でいられなくなり、星が星でいられなくなり、原子もバラバラに爆発するような世界になる。

ビックチル

ダークエネルギーの力がビックリップより弱いので、じわじわと宇宙は限りなく膨張していき最後には超低温の世界になる。

さて、科学的な根拠はおいておき、これを私たちが知る生命に例えて考えてみます。

すべての「生」あるものは「死」という過程を迎えます。

生きている間は胎動するように、広がったり縮まったりする活動のイメージなので、私たちの宇宙がまだこれからも「生」にあるなら「ビッククランチ」に思えます。

寿命がきて肉体を自然に去るのは「ビックチル」に思えます。

タマシイが抜けると肉体は冷えて土に帰ります。

「ビックリップ」のイメージは自分で自分を壊してしまっているようなイメージです。

大きな破壊が自死になるように・・・

どれが良いですか?

私は少なくても「ビックリップ」は嫌だな~

直径930億光年くらいあると過程されているこの大宇宙の

5億光年くらいの幅があるラニアケア超銀河団の

その片隅にある乙女座銀河団の

さらにその一部の局部銀河群にある天の川銀河は

10万光年くらい直径があって、その中にある太陽系の地球にいる私たち・・・

「微力は無力ではない」

大好きな言葉です。

私たち人間が、宇宙の終わりを考えることが、

「宇宙の大いなる意志」につながって、宇宙の終わり方に影響しているのかもしれません。

それゆえ、人間は宇宙の始まりと終わりを考え続けるのです。