冥王星

<冥王星 Pluto>

冥王星は1930年、アメリカのローウェル天文台のトンボーが写真観測により発見した。冥王星は太陽系最果ての惑星であったが、2006年の国際天文学連合総会で準惑星(dwarf planet)に分類された。大気もなく特異な楕円形の軌道を持ち、自身の約半分の直径を持つ衛星カロンと寄り添っている。冥王星発見時のホロスコープは太陽と木星がトリンであり蟹座の冥王星自身は山羊座の火星と土星(土星はオーブ12度)とオポジションである。冥王星の公転周期は約248年で太陽系と外宇宙との接点に位置している。スピリチュアルな想いとしては、大いなる宇宙の意思にもっとも近いと思われる。冥王星は「消滅」と「再生」を司る。転生を繰り返す人の「業」と「徳」が刻み込まれた「DNA」そのものも冥王星の影響下にある。冥王星はその名の通り、冥界である死後である。海王星が漠然とした霊界全域であるならば冥王星は始祖(ルーツ)の世界である。来たるアセンションを控えて、冥王星が惑星の定義を外れた2006年より、冥界や「死」の定義も変わったのだろう。前世の積み重ねである魂の記憶と肉体先祖の積み重ねである民族的な記憶は生まれたときからDNAに刻まれており、容易に変えられない宿命を背負っていた。冥王星は、発見されてわずか80年足らずで扱いを変化させられた。冥王星の変化はDNAの変化に繋がっているではないかと思えてならない。冥王星は蠍座の守護星(ruler)とされた。(発見前までは蠍座も牡羊座と同じく火星であった。)蠍座は自分の背負っている宿命を知っている。神話では唯一「毒」を持っている星座である。「薬」と「毒」は紙一重であり、ルーツの世界から見れば、人が認識している「善」と「悪」も紙一重なのかもしれない。蠍座は無意識にそれらを前提に生きている。

※天王星、海王星、冥王星の発見の日時は「ノストラダムス・メッセージ�(ヴライク・イオネスク著)角川書店」から参照

※個人のホロスコープを視る際には、12のサイン(星座)、10個の天体、そしてホロスコープの基となる12のハウスと天体間のアスペクトを考慮して読むので上記の星座の性格がそのままその人物を反映しているものではないのは言うまでもない

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